いやはや、40才も過ぎるとこんなに目がシンドくなるとは思わなんだ・・・。
眼精疲労が辛いと思っていたら、ものもらいにもなってしまってなんだかなぁ〜。
仕事が終わると、なかなかパソコンに向かう元気が出ない今日この頃。
まただいぶ期間が空いてしまいましたが、牛久沼の話その6です。
前回は、牛久沼自体の自然環境や特徴を簡単に説明しました。
今回は、「牛久沼周辺の資源と可能性」ということで、記載します。
観光資源としては、水辺の環境であったり牛久沼の風景であったり、美味しい農産物もたくさんありますし、牛久シャトーや牛久大仏、筑波山ももちろんあります。
現代では特に重要な内容としてLGBTQや人種差別問題などが取り沙汰されていますが、牛久沼のほとりには、農村の差別などを取り上げた小説家の住井すゑ文学館などもあります。
添付の画像を見てもらった方がわかりやすいんですが、ここで取り上げる資源というのは、一般的なプラスな観光資源だけではありません。
例えば、水質であったり外来種問題であったり耕作放棄地などは、観光資源というよりは、マイナス面として取り扱われることが多いと思います。
しかしながら、観光=余暇を楽しむ(遊ぶ)ということだけではなく、学びの場としての観光ということが非常に重要になるかと考えています。
地域の課題に目を向ける。
地域の課題を学ぶ。
地域の課題に関わる。
牛久沼の話しその2でも書きましたが、立地も東京から約1時間と非常にアクセスが良く、水辺も手軽に楽しめ、文化的要素も多数ある。
地域の課題も体験型ツーリズムとして参加者に楽しんでもらいながら解決するというようなプランも検討できますし、これだけの多様な資源がある牛久沼を一言で言うと、まさに「SDG’sを学ぶのに最適な環境」だと感じています。
他の観光地に比べ、牛久沼は安全、安心、手軽、環境の多様性、歴史文化、交通アクセス等、総合力に優れていると考えています。
そして、忘れてはいけないのが「河童」ですかっぱー。
自分はデザインにしても企画にしても考える際には、地域にとって「しっくりくる」と言うことを重要に考えています。
牛久にとって欠かせない存在といえば、やはり河童で間違いはないと思います。
牛久市には、2日間で20万人が集まる一台イベントの「うしくかっぱ祭り」もありますし、牛久市観光協会公式マスコットのかっぱのきゅーちゃんも、ずっと地元で愛されてきました。
そして彗星のごとく現れ、あっという間に河童としての地位を築いた「ひでかっぱ」の存在に触れない訳にはいきません。
何より、ひでかっぱの歌って踊って、ピアノもギターも弾けるというスキル自体が凄いですが、そのスキル+河童になった時の、地域にすんなりと馴染んでいく感じ、まさに「しっくりくる」という感覚は未だに忘れられません。
牛久沼これからにもひでかっぱは重要なキーマンで間違いないと思っています。
こんなところで、次回その7へつづく。