観光を考えるときに、単純に牛久沼っていいところだよね!夕日が綺麗だよね!これだけ、綺麗だったらお客さん来るよね!って思っても実際に集客したり事業にしていかないといけないので、感覚的なことだけではなくて、もっと客観的な視点で見ていかないといけません。
極端にいうと他の観光地と観光客の奪い合いをすることになります。
この先に、牛久沼のメリットデメリット、特徴、競合との差別化の話などもしていきますが、今回は、牛久沼ってもうちょっと引いてみるとどんな場所にあるの??というところです。
牛久沼は、茨城県南にあります。立地で言うと、成田空港から1時間弱、茨城空港からも1時間弱、東京へも1時間弱と、とにかくアクセスがいいところにあります。
前回もちょっと話ましたが、東京には観光消費額6兆円という日本最大のマーケットを持つ場所であり、しかも、東京と埼玉の人口を合わせただけで、日本の人口の2割近い人が暮らすエリア。
コロナ禍でインバウンドは蒸発しましたが、それまでは、茨城空港の春秋航空からは中国人が多数来日し、東京観光、中部観光、関西観光して、関西国際空港から帰るというツアーも数多くありました。
そんなこんな、とても立地に恵まれている場所にあります。
牛久沼自体は、全域龍ケ崎市に属していて、その周囲に、牛久市、つくば市、つくばみらい市、取手市が面しています。(順不同)
歴史的な関わりで、牛久沼の話の際には河内町も一緒になります。
年に1度開かれている首長会議では、5市1町の首長が集まり牛久沼の利活用の会議をしてます。(年1回で、いつ話すすむんかい?(笑))
牛久沼自体を他の観光エリアと比較すると、河口湖や中禅寺湖、近場ではラムサール条約に登録された涸沼などに比べ、正直弱いので、牛久沼の観光政策を考える場合は、地域が連携した「観光地域づくり」で魅力の総合力を活かす必要があると考えています。
次回は、なんの話にしようかなー。