少し肌寒い午前9時の常南サイクル
第15回のうしくでゆるポタは朝9時に常南サイクル集合!
残暑が続いていましたが一気に涼しく、むしろ寒いくらいに冷えて来ましたが体を動かすには気持ちのいい気温になりました。
天気は曇りではありますが雨が上がってくれたので無事延期にならず開催出来ました。
今回の参加者さんは4人で、うち二人は久しぶりの?初参加ということで興味を持って頂けて非常に嬉しいです。もちろんよく参加してくださる方々がいる事も嬉しいです。いつもご参加ありがとうございます。
では、いつも通りハンドサインの確認と練習を行い出発!
なのですが、今回はなんと若ちゃんが不参加になりまして、残念ながらゆるポタ初の若ちゃん無しのツアーとなります。
若ちゃんから伝授して頂いたガイドツアーを心に携えて、改めて出発!六斗の森方面へ向かいます!
シークレットスポット?谷田部IC JCT下
六斗の森で小休憩を取っていると近くで農作業している方から地元の農作物や勝敗よりも身体を動かすことを楽しむニュースポーツ(ビーチボール)などのお話を聞きました。ポタリングもスポーツの入り口としてはとても入りやすく体を動かす楽しみを知るきっかけとして向いているのでニュースポーツに通ずるものがあるように感じました。
最初のスポットは谷田部IC JCT下というマニアックなところにやってきました!
ここは若ちゃんのおすすめスポットになっており、車などで通ると一瞬で過ぎてしまうため止まってゆっくり見れるのは
やはりポタリングの良い所ではないでしょうか?
どことなく戦隊モノや仮面ライダーが敵と戦っているような雰囲気が有りかっこいいですね!
次はつくばチキンさんで小休憩し、五角堂へ行きます。
「つくばチキン」さんから飯塚伊賀七の「五角堂」へ!
谷田部商店街にあるつくばチキンさん小休憩してから五角堂へ向かいます。道が細いので十分気を付けて走っていくと立派な門構えが見えてくるので、そこが「からくり伊賀七」や「つくばのダ・ヴィンチ」と呼ばれている飯塚伊賀七が建築した正五角形の建造物である五角堂になります。
若ちゃんから頂いた情報によると
飯塚伊賀七 1762年4月23日生まれ 74歳没
少し前に案内した間宮林蔵とほぼ同じ時代を生きていた方で「谷田部にすぎたるもの3つあり、不動並木に広瀬周度、飯塚伊賀七」と呼ばれるほど谷田部の象徴的な存在でした。 建築・和算・蘭学などを学び、からくりや和時計を数多く製作したほか、飛行実験、地図製作、多宝塔や五角堂の設計など多方面で活躍し、村人を驚かせました。今回は寄りませんでしたが谷田部市街の道林寺にお墓があります。
【発明品】
- 酒買い人形
- トウフ買い人形:近所の酒屋まで酒を買いに行った!
- 茶くみ女:お茶を運ぶからくり人形
上記は現代の人手不足でファミレスなどで使われてるロボットの初期の開発物という感じ - 五角堂の建設: 伊賀七の建築の代表作の1つであり、伊賀七の子孫の飯塚家に残る唯一の有形物。
当時は角度という概念がまだなく、「○○勾配」として計算していたので、正五角形を書くのは当時は難しかった!
などなど様々な発明品がありますがこれらの発明はなんと40歳過ぎてからの発明だそうで、いつの時代も何かをするのに年齢はあまり関係ないのかなと元気づけられますね。
シックで大人な「ヤタベコーヒー」さん
次に訪れたのはヤタベコーヒーさん。
黒を基調とした大人っぽく高級感のあるコーヒー屋さんです。かっこいいロゴの入った車がお出迎えしてくれます。
中に入ると工場のような大きく銀色に光るパイプの付いたマシンが見え一体どんなコーヒーが出てくるのかとワクワク感が高まってきます!
僕はアイスカフェラテを頼んだのですがコーヒーのコクとミルクの甘さが絶妙で両方の良さを引き立てあうような味わいで最高でした!よしっちはアイスにコーヒーをかけて頂くアフォガートを注文。少し分けてもらいましたが、まずはバニラアイスの量がすごい!そしてコーヒーは濃い目で苦いのですが苦みの後味がさわやかでアイスの甘みを強調させるようなバランスが絶品でした。これで400円は安い!写真映えもばっちりです。
無料で見所たっぷり谷田部交流センターの資料館
糖分の補給後にはお勉強の時間!谷田部の歴史をなんと縄文時代から学ぶことができます!
この資料館に入るにはまず2階で受付をして3階にある資料館のカギを開けてもらう必要があります。
中の雰囲気は龍ケ崎の民俗資料館と似ていて土器や昔の農具、歴代の町長さんや古民家にある囲炉裏、かまどなどの展示がありました。そしてここには伊賀七の和時計(復元)や伊賀七が測量した谷田部の地図(ほぼ今と変わらないほど正確)が展示されています。
和時計は歯車がたくさんあり時報の機能も付いていて定期的に太鼓がなって時間をお知らせしていたようです。当時の時計は現代のように24時間ではなく十二支を用いた昼6等分夜6等分した(丑三つ時のウシのような表現のこと)季節ごとに配分の違う時間を使っていたので、和時計は定期的に調整が必要だったようです。
中は写真撮影禁止ですが無料なので、ぜひ実際に見に行ってみてください!
今回のシークレットスポット「ウッディーキャロット&モモコハウス」さん
今回のシークレットスポットは地元では有名なウッディーキャロット&モモコハウスさんです。
僕は何も知らずに入ってのでびっくり!とってもかわいらしいファンシーな洋服や雑貨が売っていて、店員さんも可愛らしいフリフリのエプロンを着ているのです!ゆるポタでは1人では入りづらいお店にみんなで入ってみようという部分もあるので、まさに僕1人では、男1人では入りにくいお店でのランチとなりました!
お店の雰囲気とお値段は可愛らしいですが頼んだメニューのボリュームは可愛らしくないほどの量!ドリンクが顔くらいある!サラダはさっぱりとしたドレッシングかたっぷりかかっていてあっさり美味しい。ハンバーグはレモンが山盛りでかかっていて、ナイフで切ると肉汁がたっぷりあふれ出るほどジューシーなハンバーグとレモンが合う!あと付け合わせのポテトがスパイシーで美味しい!ご飯はハートマークで可愛いけど、かたどっていて見た目以上に量が多くお米の密度が高い!メニューを見た時から絶対食べきれないと思っていたので僕はケーキセットを諦めていて正解でしたが、ケーキは食べたいので今度は持ち帰りなどで行ってみたいです。
とても人気で混んでいたので予約していくのがおススメです。
予想以上のボリュームでゆるポタでは消費しきれないほどのカロリーを摂取したので次回から走行距離が60㎞くらいになっているかもしれません・・・
冗談は置いておいて次のスポットへ向かいます!
高崎自然の森でよしっちのサイクリング講座
ランチの後は医王寺にある弁財天と薬師堂を訪れました。こちらはこじんまりした印象ですが雰囲気が良く気持ちが落ち着く心地よい空気が流れていました。池には鯉が優雅に泳いでいて、滞在時間は短かったですがゆったりとした時間が過ごせました。
なんとこの薬師堂は牛久城の城主:由良国繁が母である妙円尼を供養するために牛久を中心に七観音八薬師を建立させたそうです。牛久にある正源寺や薬師寺がそれに当たるそうです。
因みに近くにある梅屋さんのご飯も美味しいそうです。
今回のサイクリング講座は前にも一度行ったチューブ交換のお話です!パンクした場合自転車屋では水を汲んだバケツにチューブを入れて穴を探してそこにパッチを貼って直すのですが出先ではそれが出来ないので、チューブごとまるっと交換してしまいます。
スポーツバイクはママチャリと違って簡単にタイヤが外せるので、ホイールごと外したらタイヤレバーを使ってタイヤとチューブを外したら新しいチューブと交換して戻すだけで完了です!言葉では簡単ですが実際やってみると結構大変です。よしっちは慣れた手つきでパパっと交換していて流石はプロといった感じでした!常南サイクルではまちゼミでチューブ交換を行いますので興味のある方は是非ご参加ください。10/29と11/7に開催予定です。
こちらの動画ではCO2インフレーターという道具で空気を入れています。携帯用のポンプではパンパンになるまで空気を入れるのは大変なのですがこちらの道具を使うとあっという間に空気圧がパンパンになります!使い捨てでちょっとお高いのですが、小さく持ち運びが楽です。CO2インフレーターを使うときは必ず軍手をして使用しないと凍傷の恐れがありますので気を付けてお使いください。またタイヤにあった容量でないとチューブが爆発する恐れもあるのでそちらもご注意ください。
サイクリング講座の後は常南サイクルに無事戻り解散となりました。
初めて若ちゃん無しでのゆるポタでしたが、美味しいものがたくさん食べれたり、資料館もじっくりと見れたりと楽しんでいただけたのではないでしょうか?
次回は若ちゃんも参加できると思うでより楽しみにしてくださいね!
今回走ったルートです!
今回の「谷田部の天才からくり伊賀七を尋ねるポタ」編で走ったルートです。
今回は約30㎞程のコースでした。春に走った福岡堰のコースと似てますが季節が違うので、柿がなっていたり、畑では落花生が干されていたりと、紅葉にはまだ早いですがそれでも秋の風情を感じることができました。
また、走った後にペダルに違和感があるので見てもらい、もう寿命だったので新しいものを購入して帰ると乗り心地が良くなりました!こういう自転車に関する相談がすぐに出来るところも、このゆるポタならではの良い所だと思っています。
ブログを読んでくださりありがとうございました。
常南サイクルのきっくんでした。